CURRICULUM - カリキュラム

2015年度 農業経営者リーダーズネットワーク
概要
2013年からスタートした「東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト(以下、農業トレセン)」は3年目を迎えます。1年間のカリキュラムを通して共に学び絆を深めるなかで、多くのプロジェクトの種が生まれました。農業経営者たちは協力し合いながらリーダーシップを発揮する機会も増え、農業を軸とした地域のビジネスとの連携もでき始めています。しかしそれらはまだ一握りにしかすぎず、農業全体の課題でもある収益性の低さを解決するためには、適切な戦略を打ち出すだけでなく実践することが求められているのです。
農業は「ものづくり」です。農業という産業を根から創り上げること、それと同時にしっかりとした生産現場を土台に他産業と連携して新しいマーケットを生み出していくことが、農業経営者に求められると私たちは考えます。農業トレセンは、1000人の農業者のボトムアップではなく、1人の真の農業者を創ることで、新しい時代の新しい仕組み、そして地域の意義を“農業の現場から”生み出していく、3年目のステージへと進んでいきます。

農業トレセンでは、2013〜14年度の2期開催を通して、東北カリキュラム計約60名、東京カリキュラム計約100名のメンバーが、「地域との関わり方」や「農業の現状」などの基礎知識を共に学ぶだけでなく、地域でのフィールドワークを重ねることで課題を見据え、解決策を模索しながら、実際に数々のプロジェクトを共に生み出してきました。それらのなかには、地域や企業を巻き込むプロジェクトに成長したり、法人化に向けた動きが本格化してきたりと、まさに“実践”のステージに移ってきています。2015年度『農業経営者リーダーズネットワーク』のカリキュラムでは、昨年度までと同様、経営を行う上で必要なマネジメント項目を学びます。また、丸の内朝大学『農業復興プロジェクトメンバーズカリキュラム』の受講生であり、様々なバックグラウンドやスキルをもつビジネスパーソンたちとともに、プロジェクト推進のために欠かすことのできない「地域を巻き込むノウハウと考え方」や「地域を牽引するリーダーとしての意識の醸成」にも重点を置き、各プロジェクトや課題をケーススタディとしながら学びと実践を行います。東北・東京のカリキュラムを極力一本化し地域開催に注力することで、受講生同士だけでなくより深く地域の方々と現状のプロジェクトに向き合う機会をつくり、東北・東京の相互連携を強固なものにしていきます。農業の現場から、新しい時代の新しい仕組みや地域の意義を生み出すことで、東北の震災復興の核を担っていくことを目指す本プロジェクト。東北からはじまるニッポンの農業の未来のカタチを一緒に創っていく情熱のある方を募集いたします。

2009年4月開校した丸の内朝大学は、東京の大手町・丸の内・有楽町エリア全体をキャンパスに授業を展開する市民大学。30代のビジネスパーソンを中心に、年齢、職業も様々な人たちが学んでいる。

応募要項


募集人材 農業経営者リーダーズネットワーク 2015年度受講生
募集人数 20名
実施会場 宮城・岩手・福島 各県内で開催予定
参加費 無料 (国内フィールドワークについては原則自己負担)
募集対象 次のすべてに該当する方
・岩手県、宮城県、福島県の農業法人経営者(次期経営者含む)または、経営に携わる方
・新しい農業のカタチを創りあげることに情熱を持ち、自分たちの業界以外の分野にも積極的に取組む、または連携しようと考える意識の高い方
・やむを得ない事情を除き、基本的に全ての東北開催のカリキュラムおよびフィールドワークに出席できる方
応募方法 応募シートに記入のうえ、以下のメールアドレスまでお送りください。

『東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト運営委員会』事務局 宛
応募期間 1月28日(水)~2月25日(水)
※応募は募集期間内とさせていただきます。先着順の選考ではございません。
説明会 2月20日(金) 13:00〜14:30
ショーケー本館ビル 4F会議室 (仙台市青葉区五橋二丁目11-1)
※仙台駅からタクシーで約5分
応募をご検討されている方対象の説明会ですので、ぜひご参加ください。
CURRICULUM カリキュラム
■:農業経営者リーダーズネットワーク受講生対象
■:農業復興プロジェクトメンバーズカリキュラム受講生対象
■:全受講生対象

4/14 (火)

東京

オリエンテーション、基礎講座

カリキュラムとプロジェクト紹介、「地域との連携」について

4/17 (金)

宮城

開会式、地域リーダーシップセミナー

OABS「リーダーシップ」反転学習 リーダーについて考える

4/21 (火)

東京

基礎講座

「農業の現状・農業経営」について

4/24 (金)

宮城

地域リーダーシップセミナー

OABS「リーダーシップ」反転学習 リーダーについて考える

5/12 (火)

東京

地域概要セミナー (岩手)

地域リーダーが伝える「地域の現状・課題と取り組み」

5/19 (火)

東京

地域概要セミナー (岩手)

地域リーダーが伝える「地域の現状・課題と取り組み」

5/22 (金)

岩手

地域リーダー育成プログラム (岩手)

OABS「プロダクトマネジメント」反転学習 生産工程管理を現場に導入する

5/23 (土)〜24 (日)

終日
岩手

地域別フィールドワーク (岩手)

地域視察および地域農業者・関係者との交流

6/9 (火)

東京

地域概要セミナー (福島)

地域リーダーが伝える「地域の現状・課題と取り組み」

6/16 (火)

東京

地域概要セミナー (福島)

地域リーダーが伝える「地域の現状・課題と取り組み」

6/20 (土)

福島

地域リーダー育成プログラム (福島)

OABS「プロダクトマネジメント」反転学習 現場改善の具体的な進め方

6/21 (日)

終日
福島

地域別フィールドワーク (福島)

地域視察および地域農業者・関係者との交流

7/7 (火)

東京

地域概要セミナー (宮城)

地域リーダーが伝える「地域の現状・課題と取り組み」

7/14 (火)

東京

地域概要セミナー (宮城)

地域リーダーが伝える「地域の現状・課題と取り組み」

7/18 (土)

宮城

地域リーダー育成プログラム (宮城)

OABS「プロダクトマネジメント」反転学習 現場にある利益の源泉を見つける

7/19 (日)

終日
宮城

地域別フィールドワーク (宮城)

地域視察および地域農業者・関係者との交流

7/31 (金)

東京

フォローアップセッション

全体を対象とした現状共有と相談

9/5(土)~9/6(日)

終日
長野

国内合同フィールドワーク

長野県での農業視察・現地農業従事者との交流

長野 (FW内) フォローアップセッション

全体を対象とした現状共有と相談

10/9 (金)

岩手

地域リーダー育成プログラム (岩手)

OABS「ファイナンシャルマネジメント」反転学習 原価管理から次の一手を見つけ出す

10/10(土)〜11(日)

終日
岩手

地域別フィールドワーク (岩手)

地域視察および地域農業者・関係者との交流

11/7 (土)

福島

地域リーダー育成プログラム (福島)

OABS「ファイナンシャルマネジメント」反転学習 原価計算ができる現場づくり

11/8 (日)

終日
福島

地域別フィールドワーク (福島)

地域視察および地域農業者・関係者との交流

11/27 (金)

東京

フォローアップセッション

全体を対象とした現状共有と相談

12/19(土)

宮城

フォローアップセッション

全体を対象とした現状共有と相談

1/23 (土)

宮城

地域リーダー育成プログラム (宮城)

OABS「ファイナンシャルマネジメント」反転学習 プロジェクトアウトができる事業体制を構築する

1/24 (日)

終日
宮城

地域別フィールドワーク (宮城)

地域視察および地域農業者・関係者との交流

2/13 (土)

福島

フォローアップセッション

全体を対象とした現状共有と相談

2/26 (金)

東京

フォローアップセッション

全体を対象とした現状共有と相談

3/20 (日)

終日
宮城

最終発表

全体を対象とした現状共有と相談


OABS:
オンラインアグリビジネススクール(On-line Agri Business School)。(株)サラダボウルが運営する、インターネットを活かした日本の農業における次世代型人材育成プラットフォーム。受講生にはオンラインアグリビジネススクールに事前登録(無料)いただき、講義前に予めテーマに沿った講義をオンライン受講いただいたうえで講義に望んでいただきます。


< カリキュラム内容捕足説明 >

リーダーシップセミナー:
地域開催カリキュラムの核となる東北受講生に対し、地域の巻き込み方、プロジェクト推進をテーマにした講座を開催、地域を牽引するリーダー意識の醸成と、実際に地域でプロジェクトを推進するためのノウハウを学びます。

地域リーダー育成プログラム:
東北農業経営者たちが地域でプロジェクトを推進するにあたり、地域で自身では解決できない課題や問題を解決できる力を育成し、地域を牽引する「地域のリーダー」を育成し、「地域を巻き込む」ためのプログラム。地域のキーマンや行政、協力者の参加促進を行うため、岩手・宮城・福島3県の地域主要都市で開催します。

地域別フィールドワーク:
各地域リーダーおよび地域コーディネーターが主体となって内容を組み立て、プロジェクトを推進するために地域で巻き込みたい人材(地域のキーパーソンたち)を招聘するとともに、地域の問題や課題を深堀り、新たな方向性と今後の方針を策定することを目的とします。

基礎講座:
「農業の現状」はもちろん、地域の農業経営者や従事者・様々な地域関係者とプロジェクト推進をしていくにあたっての「地域連携」について、各分野のプロフェッショナルが担当する講座です。

地域概要セミナー:
各地域リーダーと地域コーディネーターのファシリテートのもと、各地域の現状、課題と取り組み、地域農業者や関係者の紹介、地域プロジェクトの展望などをセミナー形式で紹介します。

フォローアップセッション:
各地域および各プロジェクトに関わっているすべてのメンバーが集まり、地域リーダー・地域コーディネーター・事務局に対して、近況報告・情報共有・および相談ができる場。

地域リーダー・地域コーディネーターセッション:
各地域リーダーと各地域コーディネーター、事務局スタッフが集合し、近況報告・情報共有・および今後に向けての展開やその取り組みなどについて話し合う場。


2015年度 プロジェクト推進相関図


< 各プレイヤー補足説明 >

地域リーダー候補生(2013〜14年度東北カリキュラム受講生より選出):
地域のリーダーとして地域内外の人々を巻き込み、地域プロジェクトを推進する東北農業経営者。各地域コーディネーターと協力し、地域開催の講座やセミナーおよび地域別フィールドワークの企画運営を担当する。

地域コーディネーター(2013〜14年度東京カリキュラム受講生より選出):
特定の農業経営者やプロジェクトベースだけではない、幅広い目線で各地域全体をみる調整役。地域リーダー主動の地域概要セミナーの
企画運営サポート、ファシリテーション、地域フィールドワークの企画運営サポートを担当する。

プロジェクトメンバー(2013〜15年度東北・東京カリキュラム受講生):
各地域・各プロジェクトごとの活動メンバー(複数重複も可)。農業経営者リーダーズネットワーク受講生・農業復興プロジェクトメンバーズカリキュラム受講生や各地域の農業従事者・関係者と連携して、各地域や各プロジェクトに参画・推進する。


< カリキュラムの終了後 >

本カリキュラム終了時には、プロジェクトを独立させ実際に東北に入っていく人、東京にいながらプロジェクトに関する起業をする人、東京やそれぞれの活動エリアからプロジェクトの継続サポートをする人、現職のスキルを活かしてプロジェクト推進に関わっていく人など、いろいろなステータスに分かれていきます。いずれの場合も、農業トレセン事務局のフォローアップとして、地域農業関係者とのマッチングや交流の場、農業関連起業の紹介など、東北の農業分野と接する機会やプロジェクトの相談サポートを提供していきます。

LECTURER 講師
  • 古田 秘馬

    古田 秘馬

    株式会社umari代表
    プロジェクト・デザイナー

    東京都生まれ。慶應義塾大学中退。東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。農業実験レストラン「六本木農園」や日本の食文化を次 世代に継承する“三世代で学べる”レストラン「むかしみらいごはん」など、都市と地域、世代などを繋ぐ仕組みづくりを行う。現在は東北の農業経営者の育成プロジェクトなど地域の農業の経営強化に携わる。
  • 田中 進

    田中 進

    NPO法人農業の学校理事長、農業生産法人・株式会社サラダボウル代表取締役

    山梨県生まれ。1994年(株)東海銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入社。企業の強みを見出す「成功の原理原則」を培い、1999年に外資系生命保険会社に転職。経営者の右腕としてコンサルティング営業を展開したのちに2004年に農業業界へ転身。それまでの知識と経験を活かし、日本の農業の新しいカタチを創りたい!と生産工程管理の徹底から農業経営者の育成まで多岐にわたって活動中。
  • 千葉 大貴

    千葉 大貴

    有限会社マイティー千葉重代表

    1999年に宮城の酒蔵26社を集めたポータルサイトを開設。2001年には仙台の食品加工会社を集めたECモール、2003年に仙台の牛たん専門店60店舗を集めたポータルサイトを開設し、数々の賞を受賞する。その後は全国各地でITを活用した地域の活性化事業に参画する。東日本大震災以降は流通、販路開拓を中心に東北の食の再生プロジェクトに取り組む。

お問い合わせ

東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト
プラットフォーム運営事務局
(有限会社マイティー千葉重 内)

住所:〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡3-10-7 サンライン66ビル8F
電話:022-725-5115
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