CURRICULUM - カリキュラム

2013年度 農業経営者リーダーズネットワーク in 東北

概要

ボトムアップモデルではなく、プルアップモデルによって真の農業経営者を目指せる『場』と『仕組み』を創ります。他産業との連携を図ることができる農業経営者のリーダーズネットワークを構築するプロジェクトです。
「1,000人の農業者のボトムアップではなく、1人の真の農業経営者を創る。」
農業の保護政策やボトムアップ的アプローチは、これまでもたくさん行われてきました。しかし、この変革の時代において、他産業との融合を行い、農業の新しいカタチを創りだすこと、特に震災に見舞われた地域のリーダーとして生まれ変わろうとすることに対してのサポートはなかなか実現されていません。
強い想いだけでは次世代の農業の新しいカタチを創りだすことはできません。最大の課題である収益性の低さを解決するためには、適切な戦略を打ち出し、実践することが農業でも求められます。農業は、「ものづくり」です。どれほど的確で有効な戦略が立てられようと、強い生産現場が構築されなければ、それは浮ついたものにしかなりません。もう一度、農業という産業を「根っこ」から創り上げること、そして、同時に、しっかりした生産現場を土台に、他産業と連携して新しいマーケットを生み出していくことがリーダーに求められています。
「農業経営者リーダーズネットワーク in 東北」は、一人のリーダーだけで変えるのではなく、実際の現場の課題をベースにマーケット側の人材、他産業との連携を、仲間とともに考えていく『場』と『仕組み』なのです。
そして、最新の海外事例を学ぶために現地で研修をしたり、最先端のノウハウを持つ技術者に指導も受けながら、ニッポンの農業の新しいカタチを創る真のリーダーズネットワークを一緒に創り上げましょう。

応募要項


募集人数 30名
参加費 無料(会場までの交通費等の実費については原則自己負担)
会場 東北大学大学院農学研究科など
募集対象 次のすべてに該当する方
・岩手県、宮城県、福島県の農業法人経営者(次期経営者含む)または、経営に携わる方
・新しい農業のカタチを創りあげることに情熱を持ち、自分達の業界以外の分野にも積極的に取組む、または、連携しようと考える意識の高い方
・やむを得ない事情を除き、基本的に全てのカリキュラムに出席できる方
応募 応募受付は終了いたしました。沢山のご応募ありがとうございました。

CURRICULUM カリキュラム

※ご注意:カリキュラムの日程については、海外視察などの日程等変更になる場合もありますのでご了承ください。
<カリキュラムの考え方>
農業経営者リーダーズネットワーク in 東北は、各回の前半部分で、農業経営を行う上でシェアしたいマネイジメント項目について、専門家を招聘して知識・ノウハウをともに学びます。後半部分では、前半部を受けて各リーダーが抱える課題についてディスカッションするワークグループを行います。毎回の会議を通して、お互いに抱える共通課題の解決法などを見つけていくことを目指します。
また参加メンバーの現場にもお互いに訪れたり、東京の丸の内朝大学の復興プロデューサーのメンバーとの合同フィールドワーク等も行いながら様々な業界とのネットワークを広げていきます。

第1回

4月19日(金)

17:00-19:00

「オリエンテーション」

<狙い>一年間の概要と講義目的について説明し、受講生及び関係者で目指すべきゴールを共有する。
・次世代農業経営のためのマネイジメントの必要性
・受講生自己紹介と各自の課題発表
・次世代農業経営者になるためのリーダーシップについて
第2回

5月10日(金)

18:00-21:00

「ヒューマンリソース・マネイジメント①」

<狙い>人材育成の基本的な考え方を理解し、コストとしての総務人事管理ではなく、企業の価値を創りだす財産としての人的資源管理の手法を習得する。
★人的資源管理①
・ひとづくりと組織づくりの基本的な考え方
・人的資源管理の考え方
・人材メンテナンス、人事インフラの基本的考え方
・キャリアデザインの基本的な考え方と作り方
第3回

5月24日(金)

18:00-21:00

「ヒューマンリソース・マネイジメント②」

<狙い>人材育成の基本考え方を理解し、コストとしての総務人事管理ではなく、財産としての人的資源管理の手法を習得する。
★人的資源管理②
・キャリア発達モデルについて
・キャリアアンカーについて
第4回

6月1日(土)、2日(日)

フィールドワーク①

<狙い>リーダーズネットワーク参加者のお互いの現場を視察と同時に、丸の内朝大学の復興プロデューサーカリキュラムのフィールドワークと連携して顔合わせ。
第5回

6月14日(金)

18:00-21:00

「会計・財務マネイジメント①」

<狙い>経営者として絶対に知っておかなければいけない原価管理の基礎知識を学び、コスト・マネイジメントとプライス・メイキングの基本を習得する。
★原価管理①
・原価計算と損益計算
・損益とキャッシュフロー
・生産コストや流通コストと価格形成
第6回

6月28日(金)

18:00-21:00

「会計・財務マネイジメント②」

<狙い>原価管理の基礎知識を学び、コスト・マネイジメントとプライス・メイキングの基本を習得する。
★原価管理②
・事例研究
第7回

7月12日(金)

18:00-21:00

「復興マネイジメント①」

<狙い>災害復興という特殊な環境条件を学び、その中から復興への具体的な取り組みを探る。
★復興講座①
・コミュニティでの連携
・企業での連携
第8回

7月27日(土)、28日(日)

13:00-18:00

フィールドワーク② ~復興マネイジメント~

<狙い>各リーダーズネットワークの現場視察と丸の内朝大学復興プロデューサーとの連携フィールドワークの第2弾。様々な地域の復興の取り組みなども視察する。
第9回

8月9日(金)

18:00-21:00

「プロダクト・マネイジメント①」

<狙い>「ものづくり」の基礎を学び、ものづくりコンセプトの農業への導入を図る。強い生産現場を作るためのプロダクト・マネイジメントを習得する。
★生産工程管理の基礎
・「ものづくりコンセプト」の農業への導入
・作業改善の基本的考え方
・標準作業とカイゼン
・ジャストインタイムの考え方
第10回

8月23日(金)

18:00-21:00

「プロダクト・マネイジメント②」

<狙い>「ものづくり」の基礎を学び、ものづくりコンセプトの農業への導入を図る。強い生産現場を作るためのプロダクト・マネイジメントを習得する。
★フィールドワーク
・実際の生産現場を訪問
・業務分析と作業標準書の作成方法
・モデリングマニュアルの作成方法
第11回

9月7日(土)

フィールドワーク③~プロダクト・マネイジメント~

<狙い>実際のリーダーズネットワークのメンバーの現場にて作業改善事例などからプロダクト・マネイジメントのフィールドワークを行う。
第12回

9月20日(金)

18:00-21:00

「ディストリビュート・マネイジメント①」

<狙い>リスク、ロス、コストの明確な分担などの契約実務のポイントを理解し、流通の実情と課題を学ぶ。また、販路確保の基本的な考え方や戦略構築を習得する。
★流通についての基礎
・流通の実情と課題
・外食産業の調達システム
・中食産業の調達システム
・食品加工業の調達システム
第13回

10月4日(金)

18:00-21:00

「ディストリビュート・マネイジメント②」

<狙い>リスク、ロス、コストの明確な分担などの契約実務のポイントを理解し、流通の実情と課題を学ぶ。また、販路確保の基本的な考え方や戦略構築を習得する。
★流通についての実務
・米、野菜、果樹の流通の実情と課題
・スーパーの調達システム
・スーパーの戦略と今後
第14回

10月18日(金)

18:00-21:00

「セールス・マネイジメント①」

<狙い>マーケティングの基礎を学び、流通事業者の販売計画の現状と生産者に対するニーズを理解し、マーケットインによる栽培計画づくりを習得する。
★マーケティングの基礎
・マーケティングの基礎
・ブランディングについて
・消費者行動論の基礎
第15回

11月前半

海外視察フィールドワーク①

<狙い>オランダの最新農業技術と産業連携の現場、世界最大規模の園芸見本市を視察。オランダ政府やワーゲニンゲン大学の取り組みなど地域での産業連携を学ぶ。
第16回

11月22日(金)

18:00-21:00

「セールス・マネイジメント②」

<狙い>マーケティングの基礎を学び、流通事業者の販売計画の現状と生産者に対するニーズを理解し、マーケットインによる栽培計画づくりを習得する。
★販売戦略と商品企画
・小規模流通、中規模流通、大規模流通について
・マーケットインからの販売戦略
・商品企画の進め方
・具体的な商品企画のグループワーク
第17回

12月7日(土)、8日(日)

最終プレゼンテーション・東京フィールドワーク

フィールドワーク④ ~東京でのマーケット視察~

<狙い>セールスマーケティングの一環として、消費地である東京での様々な展開を視察。
第18回

1月10日(金)

18:00-21:00

「6次産業化マネイジメント①」

<狙い>マーケットサイドと生産者サイドそれぞれに対するニーズを理解し、マーケットインによる6次産業化戦略を学ぶ。
★6次産業化
・6次産業化の基礎
・連携のしくみと連携体制構築のしかた
・6次産業化の事例研究
第19回

1月24日(金)

18:00-21:00

「6次産業化マネイジメント②」

<狙い>マーケットサイドと生産者サイドそれぞれに対するニーズを理解し、マーケットインによる6次産業化戦略を学ぶ。
★販売計画と生産計画
・食・消費市場の変化
・流通マーケットのDemandChainManagementへの転換
・変化に順応するものづくり企業のしくみ
・マーケットインによる生産計画
・見える化と情報管理システム
・情報管理システムの事例研究
・生産管理システムの実務ワーク
第20回

2月上中旬

海外視察フィールドワーク② ~アグリツーリズム~

<狙い>世界でもっとも成熟したアグリツーリズム王国ニュージーランドに最新のアグリツーリズムを学ぶ。
第21回

2月21日(金)

18:00-21:00

「事業モデル策定マネイジメント①」

<狙い>マネイジメントの基礎を学び、事業計画書策定能力を習得する。
★成長を続ける企業となるために
・何のために経営するのか?
・企業の目指すべき道
・伸びる企業と潰れる企業
・企業分析(事例研究)
第22回

3月7日(金)

18:00-21:00

「事業モデル策定マネイジメント②」

<狙い>これまでのディスカッションを通して得たものを、受講生の自らの戦略に落とし込み、実行段階へと進めていく。明確かつ具体的な事業部門の策定や商品・サービスを企画し、グループワークを通し、更にブラッシュアップする。
第23回

3月21日(金)

18:00-21:00

最終プロジェクト発表

<狙い>これまでのディスカッションを通し得たものを、復興プロデューサーのメンバーとも連携し、実行段階へと導いていくための最終プレゼンテーション。

LECTURER 講師

  • 古田 秘馬

    古田 秘馬

    プロジェクト・デザイナー

    東京都生まれ。慶應義塾大学中退。山梨県・八ヶ岳南麓「日本一の朝プロジェクト」、東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。2009年、農業実験レストラン「六本木農園」を開店。2013年6月、日本の食文化を次世代に継承する”三世代で学べる”レストラン「むかしみらいごはん」を開店。日本中の美味しいものを探して1年の半分は旅をしている。株式会社umari代表。
  • 田中 進

    田中 進

    NPO法人農業の学校理事長、農業生産法人・株式会社サラダボウル代表取締役

    山梨県生まれ。1994年(株)東海銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入社。企業の強みを見出す「成功の原理原則」を培い、1999年に外資系生命保険会社に転職。経営者の右腕としてコンサルティング営業を展開したのちに2004年に農業業界へ転身。それまでの知識と経験を活かし、日本の農業の新しいカタチを創りたい!と生産工程管理の徹底から農業経営者の育成まで多岐にわたって活動中。
  • 千葉 大貴

    千葉 大貴

    有限会社マイティー千葉重代表

    1999年に宮城の酒蔵26社を集めたポータルサイトを開設。2001年には仙台の食品加工会社を集めたECモール、2003年に仙台の牛たん専門店60店舗を集めたポータルサイトを開設し、数々の賞を受賞する。その後は全国各地でITを活用した地域の活性化事業に参画する。東日本大震災以降は流通、販路開拓を中心に東北の食の再生プロジェクトに取り組む。

お問い合わせ

東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクト
プラットフォーム運営事務局
(有限会社マイティー千葉重 内)

担当:千葉、佐々木、渡邉
住所:〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡3-10-7 サンライン66ビル8F
電話:022-725-5115
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