ACTIVITY REPORT - 活動レポート
[ Update on 2014.03.12 ]

トレセンニュージーランド紀行その2

到着後まず最初に訪れたのは、ニュージーランドの北島・南島合わせて現在1,000か所以上のファームステイ先と提携し、
地元の人たちのライフスタイルに密着したファームステイを提供しているRural Tourism。

ニュージーランドには1988年~1989年ごろから『Farm stay』の考え方が浸透しはじめたそうで、ここでは主に3つの軸
(ファームステイ・テクニカルビジット・修学旅行)でその体験が提供されています。受け入れを行っている家族たち自身
地域へのリピーターを増やそうという思いも強く、ファームステイ自体で副収入を得たいと考える人は少ないそう。
さまざまな年齢、人種、職業の人たちを受け入れることによって、たとえばベジタリアンやハラールのことなど
ホスト自身が学んでいる部分もあり、こういった意識も積極的な受け入れにつながっているといえます。
Rural Tourismでの取り組みについて学んだあとは、数名のチームに分かれてホームステイに出発…!

ファームステイ先での過ごし方については基本的にはホストにお任せです。酪農、馬、羊を中心にライフスタイルそのものを
体感してもらうことを目的としているため、餌やりや簡単な農作業のほかは一緒に食事をしたり買い物に出かけたりと
各家庭によってメニューもさまざま。みなさんどんなひと時を過ごしたのでしょうか??
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Lynette & Derek Smithにて

翌朝はテ・プケという町に移動し、キウイフルーツの観光農園・Kiwi360にて日本でもおなじみのZESPR社の戦略と流通について学びました。
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創設は意外と最近の2000年。3~4年前から世界的な展開を進め、北半球にはイタリアとスペインをはじめとする競合があるなか
『キウイ=ゼスプリ』というブランドの確立を目指しています。
そしてニュージーランドのみならず、いまでは様々な国で2700の生産者がゼスプリのキウイを作っているので1年を通して
世界中で高品質で統一感ある味のキウイを出荷できていることが、ブランド力を支えているのです。

そして作るところから食べるまで一定の品質を確保する仕組みを“ゼスプリシステム”と呼び、市場に出すために各国の法規制だけでなく、
流通や消費者の条件を考えながら商品開発を行わなければならないという考えのもと仕組みがつくられているといいます。
とくに生産者とのコミュニケーションが重要で、生産者と良いコミュニケーションをとることが不可欠です。
トレーサビリティについても箱単位で明確になるような仕組みを構築し、輸入先の受入れ時点の状態も管理を徹底。
キウイの品質によって、生産者の収入も変動する仕組みになっています。

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また、コーポレートカラーや広告戦略の“色”、ロゴ使いも特徴のひとつ。
キウイに貼るシールも大きくてわかりやすく、ロゴを必ず付けるようにして展開しており、宣伝ツールにはカットしたキウイの中身の写真を
使うように意識しているそう。『キウイ=ゼスプリ』が連想できるようなブランディングづくりがなされています。

ゼスプリキウイは世界50か国に流通していますが、なかでも20%ほどの市場占有率を持つ日本の市場が最も大きく、
特にいいものを作れるような配慮と消費者のブランドイメージの向上に力を入れて取り組まれています!

つづく